名古屋市地区防災カルテを見てみよう

 新型コロナウィルス感染拡散防止のため、愛知県にも緊急事態宣言が出され一層の外出抑制が必要となります。<(`^´)>

 この時期こそ在宅ストレス解消のためにインターネットを利用した学区防災講習の予習チャンスで、学区関連の防災情報を学区住民に伝えることにより防災力の向上と外出の抑制が期待出来そうです。!(^^)!


 それでは“名古屋市地区防災カルテ”を検索してください・・・



1表紙

 ”名古屋市地区防災カルテ”と検索すると名古屋市ホームページの暮らしの情報“地区防災カルテ”のページが現れます。



2カルテの掲載内容

 画面をスクロールすると地区防災カルテの記載内容が一覧表にありますので、表のSTEP1地域特性とSTEP2防災活動状況にどんな項目が記載されているか知って下さい。。



3南区防災カルテ桜学区

 画面をスクロールすると南区の地区防災カルテ・避難行動マップの頁が出てきますので、各学区の地区防災カルテから桜学区地区防災カルテを左クリックして下さい。



      4カルテ表紙

 名古屋市 防災カルテ 南区 桜学区の頁へ移動します。南区の小学校区が薄く区切られていますので、北東端に塗りつぶされた場所(赤丸内)が桜学区です。



5地域特性の把握

 画面をスクロールすると[STEP1]地域特性の把握の表に1-1-1地理的、地形的状況、1-1-2都市的状況、1-1-3人的状況と桜学区の状況が記載されています。



6明治期と現在の地図

 更にスクロールすると明治期と現在の地図比較が現れ、住んでいる土地が昔はどの様になっていたかを知ることが出来ます。赤枠内が桜学区の位置です。(高台の集落の他はほとんど水田)。



7リスクレーダーチャート

 更にスクロールするとレーダーチャートが現れます。以前のブログでも紹介しましたように高齢化・地震震度・火災延焼リスクが高く、全体に標高が高いため津波浸水・土砂災害・洪水内水浸水リスクが低くなっています。



9防災活動の把握

 [STEP2]防災活動の把握ではアンケートによる防災対策の一覧が表示され地震災害の把握状況や家具固定・備蓄・家屋の耐震化率など家庭の自助力について記載されています。
 


8防災活動レーダーチャート

 最後は防災活動レーダーチャートです。今まで多くの防災講習・訓練を行ってきましたが、地区本部運営訓練の評価が低くなっています。これは避難所開設・運営訓練に合わせ実施したのみで、地区本部運営訓練として十分に訓練できてないことを示しています。

 学区の防災活動は日頃のつながり作り・安否確認・要援護者避難誘導から始まり避難所開設・運営を行いましたが、肝心な地区本部訓練については避難所開設運営訓練と一緒の開催で実施したのみでした。

 この結果からも今後は災害時地区の司令塔となる地区本部運営の機能向上と早期立ち上げを重視していかなければなりません。既に各災害対策委員(=公民会長)の皆さんには災害時に町内避難行動と重複しないように、町内副会長さんを自主防災会長にお願いして町内避難の指揮をお願いし、公民会長さんは災害地区本部要員として災害後に直ちに本部へ集合できる体制を作りましたので訓練により確認していかなければなりません。

 本ブログはページが過大となりますので詳細部や避難行動マップ及びハザードマップ(南区地域防災マップに掲載)など、重なるものは記載しませんでしたがインターネット上ではゆっくりと閲覧して全てを確認して下さい。

天白川の河川情報について

 4月9日(木)コロナウィルス感染拡大防止のため学区防災講習・訓練計画の実施が伸びて(終息した後になる)いますので、今期計画しています浸水災害避難訓練に先立ち天白川の河川情報を学習して下さい。

 標高10m~14mの高台を持つ桜学区は、高台の液状化リスクが高いこと木造戸建ての家が多いことから地震による建物倒壊・火災延焼のリスクが高く、防災訓練も地震後の避難に重点をおいて実施してきました。

 天白川は平時ゆったりと流れ地域に豊かな自然環境を与えてくれていますが、豪雨ともなれば浸水災害の中心となります。天白川は江戸時代の頃から度々氾濫し、現在では堤防も整備されてはいますが、最近の気候温暖化により豪雨の規模が拡大して安心できません。

 それでは天白川河川情報へご案内・・・

 多くの川に囲まれ過去に伊勢湾台風や東海豪雨等と大きな浸水災害を経験した名古屋市では、庄内川・矢田川・新川・天白川・日光川の5つの河川を洪水予報河川と認定し警戒しています。

 そのうち天白川が氾濫すると南区では川に隣接する桜・菊住・春日野・笠寺・星崎・笠東・白水・千鳥・柴田9学区が被害を受けると危惧しています。



1初期画面

 インターネットで「愛知県川の防災情報」と検索してください。上図の初期画面が出てきますので“洪水予報河川/水位周知河川”を左クリックして下さい。



2天白川指示

 “洪水予報河川/水位周知河川”のページへ移動しますので、洪水予報河川の表の基本水位観測所欄にある強調文字“天白川”を左クリックして下さい。



3水位図表

 天白川の雨量・川の断面図と凡例の表が現れます。図の線や表の数値は10分毎の観測データが表示されます。断面図では川底や堤防の形状に水位が図示され、避難判断水位など防災のための指標(高さ)が図示されています。



4初期画面

 初期画面へ戻って“カメラ”を左クリックすると“カメラ概況図 尾張東部”の地図が表示されます。



5カメラ配置図

 河川監視カメラの配置が現れますので、関係個所(ここでは菅田橋・野並橋・藤川合流部)のカメラアイコンを左クリックするとその位置での現在の画像が表示されます。



6野並橋

 画像は現在(4/9 9:51)の野並橋(下流側から見る)です。水位や河川の変化を平時から見て異常時と対比できるようになると良いです。その為に平時の天白川の状況と大雨の後等の画像から水位の変化等を確認し普段から現状を知って下さい。

 学区の避難訓練は避難時期や、一人では避難できない高齢者・身体障害者・知的障害者を近隣の方が支援して安全な場所へ避難を行う講習や実施・検証訓練を東側8町内に行う計画です。

 また近隣にお住いの高齢者・障害者(特にお独り住まい)については、毎月の町内資源回収時の声掛けなどで生活状況を確認したり、高齢者サロンへ誘って顔の見える関係作りをお願いします。

桜学区の防災カルテ作成

 4月5日(日)学区の今後の防災活動を実施するにあたり的確な訓練・講習とするため、南区役所防災担当部署の紹介で2017年~2019年に渡り名古屋大学減災連携研究センター新井特任教授と石原研究員の指導を受け、学区防災カルテ作成実行委員会を作り、近い将来に発生が予想される大地震災害に備え学区防災活動の指標とすべき防災カルテ作成を目指しました。

 カルテは作成に際し地域の課題を可能な限り明確にするため、全世帯アンケートを取り住民のニーズや不安事項の洗い出しを行いました。

 アンケート結果の主なものは1)自助・共助の強化、2)避難所運営の問題、3)自宅の損壊と耐震診断・補強、4)減災の取組順や災害の環境を意識した取組、5)備蓄についての情報、6)連携を意識する、7)安否確認方法の共有、8)支援が必要な人の情報共有、9)親子向けの講習、防災訓練の情報の共有について内容を検討しました。



カルテ表紙

 その後の検討会で防災カルテは住民が見易くなるように、対象を過度に広げず図表を多用することとしてA3判裏表1枚にまとめ完成しました。内容については以下の通りです。

 1.桜学区の災害危険度:学区のリスクが高い液状化と火災延焼危険性。
 2.私たちの学区:学区の地理的特性・歴史、年代別人口構成。
 3.自宅や家族の備え:自宅の耐震化率・水や食料の備蓄・家具の固定等。
 4.学区の備え:安否確認法の周知・避難所の運営・人のつながり。
 5.町の備え:指定避難所の場所周知と収容人員数把握。
 6.地区の取組方針:家庭:備蓄、地区:防災訓練の周知。



カルテ中味

 学区の防災訓練はこの防災カルテをツールとし方向付けを行い、更に地域防災力の向上を図っていきます。

 昨年末に本防災カルテの印刷が完成しましたので、区政協力委員(災害対策委員)の改選後今年度初に全戸へ配布して講習会を通じて周知を図る計画でしたが、コロナウィルス感染拡大防止対策の観点から配布と講習会開催時期を延期しました。しかし終息次第町内の防災関係者を集めスタートさせていきます。

 本カルテ作成に当たり名古屋大学減災連携研究センターの新井先生、石原先生に熱心な指導を頂きました。地域の他行事等の影響により長い年月がかかってしまいましたが、今後は先生からご指摘を受けている活動を継続できる組織の構築を始めこのカルテを生かした防災活動を進めていきます。

 長期間に渡りご指導頂いた名古屋大学減災連携研究センターの新井特任教授、石原研究員にはこの場を借りてお礼申し上げます。

南区地域防災マップ(地震編)を見てみよう

 コロナウィルスの影響で学区の行事を休止していますので、この機会に「名古屋市南区防災マップ」の見方について簡単に説明します。災害から命を守るため日頃から自分が住んでいる地域の災害リスクについて知って下さい。

  このマップは南区役所総務課防災担当部署が指導して、各学区で自分たちが住んで良く解っている地域の特性を基に、地震災害について検討を行い作成したものです。そのうち桜学区の部分について紹介します。

それではマップをご案内・・・



1トップページ

 マップを閲覧するにはまずインターネットで「名古屋市南区地域防災マップ」と検索すると図のような南区防災マップ(地震編)操作方法のタイトルがあるページが現れますので、図の下にある南区地域防災マップ(地震編)(外部リンク)の赤い文字を左クリックすると次の様な画面が現れます。



2防災マップ閲覧許可

 この画面中段にある利用規約(下記)に同意し「南区地域防災マップ(公開版)」を閲覧するを左クリックするとマップの初期画面へ移動します。



3マップの初期画面

 これが防災マップの初期画面です。縮尺の関係でマークが重なっていますので、地図画面左の縮尺スライダーを左ドラッグで動かし自分の学区が画面に入る大きさに調整してください。(それ以上の拡大も可能)



4災害時の設備

 図が大きくなると見たい場所がずれてきますので、左ドラッグにより地図を動かし自分の学区(ここでは桜学区、緑線で町内を示す設定)の位置に移動させて下さい。

 その後に左枠にある災害時に役立つ情報にチェック(左クリック)をいれると地図上に設備のマークが表示されますので、いざというときに役立ちそうなものがどこにあるかを知って下さい。



5一時集合場所

 左枠内の一時集合場所にチェックを入れると、大地震災害時に町内の住人の集合場所(各町の現地本部となり安否確認や救助・支援・初期消火及び指定避難所への避難等を行う)が指示され、マークを左クリックすると写真と説明が現れます。写真を左クリックすると拡大しますので周りの様子も確認して下さい。



9震度ハザードマップ

 左枠内の凡例一覧を上下にスライドさせ、防災マップに地震ハザードマップを重ねてみました。”あらゆる可能性を考慮した最大震度”は御覧の様に地域の大部分で震度6強となっています。



6建物倒壊リスク

 左枠内の凡例一覧を上下させ「建物倒壊の危険性」の□を左クリックすると地図に建物倒壊の危険性が色別に表示されます。

 自分の居住個所がどのレベルかを知ることができますので、日頃から家の耐震化や家具の固定をよろしくお願いします。もう一度クリックすると戻ります。



7火災延焼クラスター

 同じように左枠を上下させ火災延焼の危険性、延焼クラスターを左クリックすると地図に延焼クラスターのハザードマップが重なり 危険度を色別に表示させることができます。

 木造戸建ての多い学区中央部の危険度が高くなっています。火災が大規模になると消火は非常に困難になりますので、避難の際は必ず火の始末を行い、電気ブレーカーを切り通電後の火災を防いで下さい。



8液状化リスク

 次は液状化について同じように左枠を上下させ、条件の厳しい「あらゆる可能性を考慮した最大液状化可能性を重ねました。意外にも高台側に液状化の可能性が高くなっていますので、地震災害には高台だから安心は津波に対してのみということを知って下さい。

  マップは各学区が防災上の設備やルールの変更があった場合、区役所防災担当と相談して自ら修正し最新の状態を維持する仕組みになっています。

 見て頂きました「南区地域防災マップ」は地震災害時に発生する様々な現象のハザードマップを同じパソコン画面で重ね見ることができます。慣れてくると素早くいろいろな事象について知ることができますので、上手く活用して防災活動に役立てて下さい。

 それではあなたのパソコンからこの手順で「名古屋市南区地域防災マップ」を検索して、お住いの地域の防災関係情報を見て下さい。

天白川河川改修の状況

 新型コロナウィルスの影響により休止している学区行事のストレス解消に、学区来期の防災訓練の課題となる天白川を散歩し、現在工事が進められている平子橋~野並橋までの天白川河川敷の樹木伐採及び除根工事の現状を見てきました。

 天白川は平成12年の東海豪雨による災害後に河川改修が実施されましたが、20年を経過して川の宿命である上流からの土砂堆積により川底が高くなると共に大量の樹木や雑草が生え川の流れを阻害していました。

 それでは現場へご案内・・・



1平子橋上流

 桜学区の北端に位置する平子橋の上流側で、昨年の夏に撮影しました。天白川はこの位置で東から南へ曲がり高水敷が広くなっていますので、桜学区や菊住学区がここで冬季に駅伝大会を開催しています。しかし流れの両側には樹木が生い茂り、高水敷まで雑草に覆いつくされていました。



2平子橋上流現状

 現在樹木伐採と高水敷の改修工事が進められ(上段の高水敷にはまだ重機が置かれている)、雑草に覆いつくされていた下段の高水敷は盛り土で固められすっきりとしてきました。(同じ場所とは思えません)



3平子橋下流

 平子橋の下流側です。こちらも広い高水敷となっていますが、水辺は多くの樹木と雑草に覆いつくされています。高水敷では近所の子供がサッカーなどで遊んでいました。



4平子橋下流現状

 現在の様子です、樹木と雑草が除去され非常にすっきりとしました。堤防上では近くの中学校野球部の生徒がウィルス感染の心配のないこの場所でランニングを行っています。



5野並橋上流

 桜学区の南端に位置する野並橋の上流側(桜学区側)を望みます。こちらは高水敷が狭く水辺から堤防の下までびっしりと大きな樹木が続いています。



6野並橋上流現状

 樹木の伐採が終わった河川の様子です。まだ除根されていないようで多くの樹木の幹が並んでいます。ここら辺も川底に堆積した土砂が中州を形成しかけています。



7野並橋下流

 野並橋の下流側(春日野学区側)の様子です。こちらも同じように樹木がびっしりと生えています。川の中州にも結構多くの樹木が生え、増水時には流れを阻害しているようです。



8野並橋下流現状

 樹木の伐採が終わった河川の様子です。上流側と同じでまだ除根が行われていないようです。さっぱりとした外観になり増水時の流れがスムーズになりそうですが、川底の堆積土砂が気になります。

 この工事は3月末までに完了し、増水時の川の流れがよくなると考えられますが、川底の堆積土砂についても除去して、流量を増やし豪雨時も安心できる形になることを願います。

 桜学区は西部から中央部は標高14m前後の高台となっており、東側へ緩やかに下り東側でも標高4mあり浸水災害が考えにくいのですが、天井川となっている天白川(堤防天端高10m前後)が隣接し、川を遡上する津波や台風・集中豪雨による河川氾濫からの避難を防災計画に考慮しておく必要があります。

 来期は従来の大地震に備えた訓練に加え、このような地理的特性を考慮したうえで浸水災害にも備えた防災計画を策定し、訓練を行い地域住民の安全を守ります。

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TEL 052-822-4339

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