平成30年度 南区総合水防訓練打合せ

 4月6日(金)午後2時から桜コミセンにおいて、平成30年度 南区総合水防訓練のうち住民避難活動訓練について打合せを行いました。

 南区総合水防訓練は南区18学区が輪番で実施している総合水防訓練です。今年は桜学区の順番となり、学区の東側に接している天白川が急激な増水により氾濫の危険が生じたとの想定により実施されるものです。

 今回は懸案であった地域の福祉施設との連携について、福祉施設関係者に訓練へ参加して頂き、居住する要援護者の避難誘導や地域と施設の協力方法を確認するものです。

 それでは会場へご案内・・・



H3004水防訓練打合せ (1)

 本日の出席者は南区役所がこの4月の異動により防災担当主査となった土田主査の学区デビュー戦、水防訓練を計画した小畑主事・山崎主事と新配属の高橋主事の増強された4名のミドル&ヤング精鋭。(写真右より順に)



H3004水防訓練打合せ (2)

 桜学区側は野崎新消防団長、森川学区会長(写真がありません)、石川副会長、寺田副会長の4名のシニア精鋭です。(写真奥より)

 区役所の異動で陣容に変更がありましたので、会議に先立ち自己紹介を行いました。桜学区は若返った消防団長と変わらない学区役員も自己紹介を行いました。

 水防訓練は区役所起案の住民避難活動訓練タイムスケジュール案を基に検討しました。学区防災関係の行動概要は以下の通り。

 午前8時に南区災害対策本部が設置された。午前8時30分天白川に氾濫注意情報が発表され対象学区(桜)に「避難準備・高齢者等避難開始」が発表された。

1)学区自主防災会はタイムラインに沿い災害救助地区本部の設置、避難所の開設訓練を行い、避難スペースの設置訓練・避難者の受付訓練及び備蓄物資の配布訓練を行います。

2)福祉施設は施設内で情報伝達・避難準備・避難誘導の手順確認を行い、管理者が訓練に参加して避難所の福祉スペース等の確認を行います。

3)避難した学区住民は①避難所における健康管理、②救命ボート乗船体験、③簡易水防訓練、④水防工法完成物見学等、防災教室の開催により防災活動や災害時の体験をして頂きます。

 学区としてはこの機会をとらえ、地域内の福祉施設との連携、避難者受付、避難所居住スペース設置、普段の訓練では実施困難な災害備蓄物資の配布訓練等、自主防災各班が機能しているかについて確認を行う計画です。

 本水防訓練により住民の防災意識の高揚を図り、避難所開設・運営について実状確認を行って課題を見つけ改善を図りたいですね。


 平成30年度 南区総合水防訓練は5月27日(日)午前8時30分~11時30分まで桜小学校で実施されます。学区の皆さんどうぞ参加して下さい。

第3回 桜学区防災カルテつくり会議

 3月12日(月)午前10時から桜コミセンにおいて、市民経済局地域振興課地域コミュニティ活性化支援員、南区役所防災部署、名古屋大学減災連携研究センターと桜学区地区防災カルテ作成委員会が集まり、第3回 防災カルテづくり会議を行いました。

 桜学区が進める防災活動をより効果的にする為、住民の心配事や何を望んでいるかを調査して、的確な活動へつなげる為のアンケート作りの検討を行いました。

 それでは会場へご案内・・・

 会議は南区役所防災担当中野主査の司会により、石原先生・行政担当者にて立案したアンケート基本案を基に、地域特性を考慮して検討を行いました。以下に検討概要について紹介します。


H3003カルテ作成 (1)

1.アンケート対象の基本情報について
 被害想定は家屋倒壊率・火災延焼・液状化等イメージし易い図を掲載して、リスクを解り易く説明する。
 住まい場所は、町名か町内名とするかについて、分析が統計データと比較ができる様に考慮する。
 同居の家族は年代・続柄等シンプルな分類を検討する。

2.災害に対する意識について
 今回は地震災害に特化する為、関係質問を地震関連に集約し調査します。

3.住まいの対策について
 住まいの構造・種類・建築年についてと、耐震補強の有無について調査します。

4.家具固定の実施状況について
 家具の転倒防止の実施状況は複数回答とし、理由を3項目までを調査します。

5.家庭での備えについて
 食料などの備蓄をしていないと回答した場合は、していない理由から主な3項目までを調査します。

6.学区が進めている防災対策について
 防災対策についてどこまで周知しているかについては、地域のつながりから調査します。

7.災害時の避難について
 町内で決めている一時集合場所や避難先・経路が周知されているか、災害時に避難所運営は誰がやるべきかについて意識調査します。

8.地域のつながりについて
 ご近所の友達、地域行事への参加、地域活動への参加等、住民が地域情報を得る方法について調査します。



 アンケートの配布時期・方法については、4月10日の定例会議において主旨・概要を説明し、4月24日の学区定例会議でアンケート用紙を配布し、5月に回収を計画しますので協力をお願いします。

 このアンケートにより住民の意識や要望を把握して、目的に合った防災計画を立案・実施して地域防災力の向上を目指します。

災害体験から学ぶ、いざというときの備え

 2月15日(木)午前10時から港防災センターにおいて、南生涯学習センターが主催して“風水害への備え ~南区の防災・減災の為に~  災害体験から学ぶ、いざというときの備え”と題し現地学習会が開催されましたので紹介します。

 この講座は5回シリーズで1月18日、25日と公開講座が開催され、2月8日津波実験センターの現地学習が開催され、今回が第4回目となります。

 それでは会場へご案内・・・



H3002港防災センター (1)

 今回は港防災センターでの現地学習となり“災害体験から学ぶ、いざというときの備え”についてセンター職員から説明を受けます。南生涯学習センター社会教育主事の矢田さんが、本日の説明役伊藤さんを紹介しました。



H3002港防災センター (2)

 伊藤さんが指さすボードには今話題の「うんこマーク」がいっぱい、小学生が見たら大盛り上がりとなるほど沢山のうんこマークに囲まれ、“断水でトイレがつかえない!”災害時一番問題となるトイレについてのクイズとなったようです。



H3002港防災センター (3)

 このコーナーは仮設トイレの作り方、洋式トイレのお宅はごみ袋1枚をトイレに敷いて、もう1枚を上に敷いて用を足して下さいと、参加者はビニール袋を敷く要領を体験しました。



H3002港防災センター (4)

 ここは地震体験ゾーン、過去の地震パターに沿って台所が揺れます。最初に頭を保護して机の下に避難して下さい。・・・震度7のもの凄い揺れで机の脚に体を打ちつけたり動くことが出来ません。<(`^´)>



H3002港防災センター (5)

 次は伊勢湾台風体験ゾーン。シアターは懐かしい板塀、昭和30年代のレトロな外観ですが、中は3Dシアターなど最新の設備となっている様です。



H3002港防災センター (6)

 中は伊勢湾台風当時と現在の比較写真パネルや、台風の通過経路や名古屋市南部の地理的特性が立体地図により説明され、伊勢湾台風の生々しい記録映画が上映されました。



H3002港防災センター (7)

 3Dシアターへ移動すると、そこは年代物のTVや扇風機が置かれ、昭和34年9月26日午後9時半過ぎの台風襲来時の茶の間が再現されていました。

 映画が始まると立体映像で台風により雨戸が飛ばされ高潮が窓から家の中に飛び込んできました。おまけに風も入り臨場感満点の4D体験をすることができました。



H3002港防災センター (9)

 次に回った「みなと食堂」は当時のレトロな食堂が再現され、陳列台には中華そば50円、チャーハン60円等懐かしい価格のメニューが並んでいますが、実は煙避難体験室となっており、中は煙の迷路となっていました。



H3002港防災センター (10)

 災害体験が終わると防災センターの赤沼さんの講習会とになりました。軽妙な調子でこの講習はプロジェクターもパワポも使用しません。黒板(ホワイトボード)による当時の様子を再現しているかもしれません。

 講師は伊勢湾台風で大きな犠牲者が出た一因となった当時の防災情報の不足や、住民の防災意識の低さを懸念し、防災教育の重要性について述べられました。

 防災対策はどれもお金がかかりますが、中でも家具固定は費用が掛からず、効果も高いのでぜひお願いしたいと熱弁を振るわれました。


 次回の講習会は”日頃の備えが命をつなぐ”と題して以下の要領で開催されます。
  日時 2月22日(木)午前10時
  場所 南区役所3階 第1会議室
  内容 第5回 南区の防災・減災のために


津波実験から学ぶ発生のメカニズム/南生涯学習センター

 2月8日(木)午前10時から南生涯学習センターが主催して、国土交通省中部地方整備局 名古屋港湾空港技術調査事務所において、「津波実験から学ぶ発生のメカニズム」講座が開催され出席しましたので紹介します。

 伊勢湾水理環境実験センターは伊勢湾の1/2000となる50m×36mの伊勢湾環境水槽を有して、伊勢湾・三河湾の汚濁拡散のメカニズムや大規模な埋め立て地を造成する場合の潮流の変化等が確認でき、実際に中部国際空港の地形・位置の検討を行いました。ここで津波の影響を実験により確認します。

 それでは会場へご案内・・・



H3002津波実験 (1)

 本日の講師は技術調査事務所設計課長の吉村さんです。まず港湾の特徴・港湾工事の特徴について概要説明がありました。島国日本にとって港は世界に繋がる重要なインフラ!であると。



H3002津波実験 (2)

 講座はプレートの動きに起因する海溝型地震の発生メカニズムや、過去に発生した大規模地震の例、特に東北地震による津波が地震発生後6時間に7波の津波が観測された例、全国約1300カ所に設置した電子基準点による地殻変動の観測について説明がありました。



H3002津波実験 (3)

 講座の後、伊勢湾環境水槽棟へ移動して伊勢湾の1/2000の水槽に津波を発生させ波がどの様に伝わるかを観察しました。



H3002津波実験 (4)

 また伊勢湾と駿河湾の海底地形の解る模型により、水深の浅い伊勢湾と水深の非常に深い駿河湾の構造上の違いよる津波の影響についてお話しされました。



H3002津波実験 (5)

 水槽を使用して津波と風波の破壊力の違いを実験により確かめました。台風などを想定しエアーブロワーにより風波を起こし反対側の堤防へ波をぶつける実験です。波は簡単に堤防に跳ね返されてしまいました。



H3002津波実験 (6)

 今度は水槽の底に敷いてあるビニールシートを持ち上げ波を起こしました。文字通りプレートの跳ね上がりによる津波です。津波は反対側の堤防を軽々と越え凄い破壊力でした。



H3002津波実験 (7)

 長水路水槽による防波堤の津波実験です。名古屋港防潮堤は建設後50年が経過し老朽化が著しいことに加え、液状化により大きく沈下し機能が果たせないことが想定されていました。このためケーソン補強・嵩上げ・断面補修・洗掘防止等の改良工事が実施されました。



H3002津波実験 (8)

 最後は液状化の被害について実験により確認しました。砂質土が緩く堆積してできた地盤に地震による振動を加えると瞬く間に建造物が沈み傾き、地中のピンポン玉(マンホールなどを想定)が浮き上がってしまいました。

 本日の講座から学んだ事項を学区の防災講習に生かして、地域防災力の向上に繋げたいですね。

 次回の南生涯学習センター主催講座は、2月15日(木)午前10時から名古屋市港防災センターにおいて「被害体験から学ぶ、いざというときの備え」です。


避難所標識の設置

 1月30日(火)学区の避難所となっている桜小学校に“指定緊急避難場所”の標識が設置されました。

 これは避難を要する災害が発生した場合に、地域の人が緊急避難する場所を示すために掲示するもので、今回は桜小学校に設置されました。

 この後に避難所の指定を受けている桜コミセン・桜田中学校にも設置される予定です。

 それでは現場へご案内・・・



H3001避難所看板

 これが標識です。ここで注意して頂きたいのは、“指定緊急避難場所”と“指定避難所”の2種類の表記について。

 まず“指定緊急避難場所”は命を守るため、災害の危険からまずは逃げる場所を示しています。(被災後に帰宅可能な場合は帰宅をお願いします。)・・・屋内外の場所に駆け込むマークです。

 対応する災害については表中に表示されています。(桜小学校は大規模火災については対応していません。)

 標識下側に記された“指定避難所”は、住居の損壊などで帰宅できない場合に一定期間避難生活を送る場所となっています。・・・家屋に避難する人のマークです。

 桜学区は“指定緊急避難場所”と “指定避難所”が地理的特性から同一施設となっており、緊急の場合はどちらも避難を受け入れますが、避難後は役割りの違いを認識し適正なご利用をお願いします。



H3001避難所標識 (2)

 避難所標識は桜小学校の正門(西側)すぐ横に設置されました。



H3001避難所標識 (3)

 もう1つは東門入口壁に設置されました。普段から気にかけ災害から命を守る場合は直ちに避難願います。
プロフィール

桜学区連絡協議会

Author:桜学区連絡協議会
事務局:名古屋市南区桜台2-15-4
桜コミュニティーセンター内
TEL 052-822-4339

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