災害体験から学ぶ、いざというときの備え

 2月15日(木)午前10時から港防災センターにおいて、南生涯学習センターが主催して“風水害への備え ~南区の防災・減災の為に~  災害体験から学ぶ、いざというときの備え”と題し現地学習会が開催されましたので紹介します。

 この講座は5回シリーズで1月18日、25日と公開講座が開催され、2月8日津波実験センターの現地学習が開催され、今回が第4回目となります。

 それでは会場へご案内・・・



H3002港防災センター (1)

 今回は港防災センターでの現地学習となり“災害体験から学ぶ、いざというときの備え”についてセンター職員から説明を受けます。南生涯学習センター社会教育主事の矢田さんが、本日の説明役伊藤さんを紹介しました。



H3002港防災センター (2)

 伊藤さんが指さすボードには今話題の「うんこマーク」がいっぱい、小学生が見たら大盛り上がりとなるほど沢山のうんこマークに囲まれ、“断水でトイレがつかえない!”災害時一番問題となるトイレについてのクイズとなったようです。



H3002港防災センター (3)

 このコーナーは仮設トイレの作り方、洋式トイレのお宅はごみ袋1枚をトイレに敷いて、もう1枚を上に敷いて用を足して下さいと、参加者はビニール袋を敷く要領を体験しました。



H3002港防災センター (4)

 ここは地震体験ゾーン、過去の地震パターに沿って台所が揺れます。最初に頭を保護して机の下に避難して下さい。・・・震度7のもの凄い揺れで机の脚に体を打ちつけたり動くことが出来ません。<(`^´)>



H3002港防災センター (5)

 次は伊勢湾台風体験ゾーン。シアターは懐かしい板塀、昭和30年代のレトロな外観ですが、中は3Dシアターなど最新の設備となっている様です。



H3002港防災センター (6)

 中は伊勢湾台風当時と現在の比較写真パネルや、台風の通過経路や名古屋市南部の地理的特性が立体地図により説明され、伊勢湾台風の生々しい記録映画が上映されました。



H3002港防災センター (7)

 3Dシアターへ移動すると、そこは年代物のTVや扇風機が置かれ、昭和34年9月26日午後9時半過ぎの台風襲来時の茶の間が再現されていました。

 映画が始まると立体映像で台風により雨戸が飛ばされ高潮が窓から家の中に飛び込んできました。おまけに風も入り臨場感満点の4D体験をすることができました。



H3002港防災センター (9)

 次に回った「みなと食堂」は当時のレトロな食堂が再現され、陳列台には中華そば50円、チャーハン60円等懐かしい価格のメニューが並んでいますが、実は煙避難体験室となっており、中は煙の迷路となっていました。



H3002港防災センター (10)

 災害体験が終わると防災センターの赤沼さんの講習会とになりました。軽妙な調子でこの講習はプロジェクターもパワポも使用しません。黒板(ホワイトボード)による当時の様子を再現しているかもしれません。

 講師は伊勢湾台風で大きな犠牲者が出た一因となった当時の防災情報の不足や、住民の防災意識の低さを懸念し、防災教育の重要性について述べられました。

 防災対策はどれもお金がかかりますが、中でも家具固定は費用が掛からず、効果も高いのでぜひお願いしたいと熱弁を振るわれました。


 次回の講習会は”日頃の備えが命をつなぐ”と題して以下の要領で開催されます。
  日時 2月22日(木)午前10時
  場所 南区役所3階 第1会議室
  内容 第5回 南区の防災・減災のために


津波実験から学ぶ発生のメカニズム/南生涯学習センター

 2月8日(木)午前10時から南生涯学習センターが主催して、国土交通省中部地方整備局 名古屋港湾空港技術調査事務所において、「津波実験から学ぶ発生のメカニズム」講座が開催され出席しましたので紹介します。

 伊勢湾水理環境実験センターは伊勢湾の1/2000となる50m×36mの伊勢湾環境水槽を有して、伊勢湾・三河湾の汚濁拡散のメカニズムや大規模な埋め立て地を造成する場合の潮流の変化等が確認でき、実際に中部国際空港の地形・位置の検討を行いました。ここで津波の影響を実験により確認します。

 それでは会場へご案内・・・



H3002津波実験 (1)

 本日の講師は技術調査事務所設計課長の吉村さんです。まず港湾の特徴・港湾工事の特徴について概要説明がありました。島国日本にとって港は世界に繋がる重要なインフラ!であると。



H3002津波実験 (2)

 講座はプレートの動きに起因する海溝型地震の発生メカニズムや、過去に発生した大規模地震の例、特に東北地震による津波が地震発生後6時間に7波の津波が観測された例、全国約1300カ所に設置した電子基準点による地殻変動の観測について説明がありました。



H3002津波実験 (3)

 講座の後、伊勢湾環境水槽棟へ移動して伊勢湾の1/2000の水槽に津波を発生させ波がどの様に伝わるかを観察しました。



H3002津波実験 (4)

 また伊勢湾と駿河湾の海底地形の解る模型により、水深の浅い伊勢湾と水深の非常に深い駿河湾の構造上の違いよる津波の影響についてお話しされました。



H3002津波実験 (5)

 水槽を使用して津波と風波の破壊力の違いを実験により確かめました。台風などを想定しエアーブロワーにより風波を起こし反対側の堤防へ波をぶつける実験です。波は簡単に堤防に跳ね返されてしまいました。



H3002津波実験 (6)

 今度は水槽の底に敷いてあるビニールシートを持ち上げ波を起こしました。文字通りプレートの跳ね上がりによる津波です。津波は反対側の堤防を軽々と越え凄い破壊力でした。



H3002津波実験 (7)

 長水路水槽による防波堤の津波実験です。名古屋港防潮堤は建設後50年が経過し老朽化が著しいことに加え、液状化により大きく沈下し機能が果たせないことが想定されていました。このためケーソン補強・嵩上げ・断面補修・洗掘防止等の改良工事が実施されました。



H3002津波実験 (8)

 最後は液状化の被害について実験により確認しました。砂質土が緩く堆積してできた地盤に地震による振動を加えると瞬く間に建造物が沈み傾き、地中のピンポン玉(マンホールなどを想定)が浮き上がってしまいました。

 本日の講座から学んだ事項を学区の防災講習に生かして、地域防災力の向上に繋げたいですね。

 次回の南生涯学習センター主催講座は、2月15日(木)午前10時から名古屋市港防災センターにおいて「被害体験から学ぶ、いざというときの備え」です。


避難所標識の設置

 1月30日(火)学区の避難所となっている桜小学校に“指定緊急避難場所”の標識が設置されました。

 これは避難を要する災害が発生した場合に、地域の人が緊急避難する場所を示すために掲示するもので、今回は桜小学校に設置されました。

 この後に避難所の指定を受けている桜コミセン・桜田中学校にも設置される予定です。

 それでは現場へご案内・・・



H3001避難所看板

 これが標識です。ここで注意して頂きたいのは、“指定緊急避難場所”と“指定避難所”の2種類の表記について。

 まず“指定緊急避難場所”は命を守るため、災害の危険からまずは逃げる場所を示しています。(被災後に帰宅可能な場合は帰宅をお願いします。)・・・屋内外の場所に駆け込むマークです。

 対応する災害については表中に表示されています。(桜小学校は大規模火災については対応していません。)

 標識下側に記された“指定避難所”は、住居の損壊などで帰宅できない場合に一定期間避難生活を送る場所となっています。・・・家屋に避難する人のマークです。

 桜学区は“指定緊急避難場所”と “指定避難所”が地理的特性から同一施設となっており、緊急の場合はどちらも避難を受け入れますが、避難後は役割りの違いを認識し適正なご利用をお願いします。



H3001避難所標識 (2)

 避難所標識は桜小学校の正門(西側)すぐ横に設置されました。



H3001避難所標識 (3)

 もう1つは東門入口壁に設置されました。普段から気にかけ災害から命を守る場合は直ちに避難願います。

防災カルテづくり打合せ 第2回

 1月22日(月)午前10時から桜コミセンにおいて、名古屋市防災危機管理局、市民経済局地域振興課地域コミュニティ活性化支援員、名古屋大学、南区役所防災担当部署、桜学区防災カルテ作成委員会が集まり、第2回 防災カルテづくり打合せを行いました。

 防災カルテ作りは、桜学区が今迄実施してきた学区主導の防災訓練・講習等の認知度を確認して、足りない部分を補い、住民の知りたいことを伝える計画とする為、アンケートにより意識・浸透度の調査から始めます。

 それでは会場へご案内・・・



H001防災カルテ (1)

 本日の会議は学区防災カルテ作成委員会のコアメンバー(写真手前と右側)と、支援する名古屋大学、名古屋市防災危機管理局、名古屋市コミュニティーサポーター、南区役所防災部署が出席してアンケートの着目点の調査から始めました。



H001防災カルテ (2)

 アンケートの項目にはまず各家庭の取組状況の把握、地域の特性・リスクや一時集合場所・タオル掲出等、学区で取り決めた自助の範囲がどのくらい浸透しているかの調査として、○×のみでなく回答の理由が解るようにしたい。


H001防災カルテ (3)

 次に学区で行っている防災施策の意識や浸透度の回答についても○×のみでなく、より正確に分析するため地域別・年代別の考え方の差等に着目した項目としたい。

 またアンケート項目の検討は防災に関した”手段”でなく、”命を守る為に何をやらなければならないか”から考え、”対策”に繋がる項目を選択して採用したい。

 1回のアンケートは質問の種類を広げすぎない様に、まず自助の範囲から始め共助の範囲へと順次広げていく。対象は世帯単位を考えたい。

 アンケート用紙はA3二つ折りとし、高齢者でも読み易いように文字は大きく字数が少なくなる様に工夫したい。


    次回打合せは以下の通りです。

 日時 3月12日(月)午前10時
 場所 桜コミセン
 議題 アンケート項目の検討・纏め、アンケート範囲について

平成30年 消防表彰式/南消防署

 1月19日(金)午前10時から南消防署が主催して、南文化小劇場において平成30年 消防表彰式が挙行され、出席しましたので紹介します。

 消防表彰式は昨年1年間に地域の防災・防火・危険物の安全管理などについて、特に優良であった個人・団体・事業所・消防団及び消防職員に対し、南消防署長が表彰状や感謝状を贈り活動を称えるものです。

 それでは会場へご案内・・・



H3001消防表彰式 (1)

 午前10時になり表彰式が始まりました。司会進行は南消防署立松副署長です。



H3001消防表彰式 (2)

 消防協力者・優良消防団員家族・消防団協力者・優良防災安心まちづくり委員会及び委員長・防災安心まちづくり功績者に対し感謝状が贈呈されました。

 写真は消防団協力者を代表して感謝状の贈呈を受ける白水学区高木委員長です。



H3001消防表彰式 (3)

 写真は優良防災安心まちづくり委員会を代表して感謝状の贈呈を受ける伝馬学区渡邉委員長です。



H3001消防表彰式 (4)

 写真は優良防災安心まちづくり委員長として感謝状の贈呈を受ける柴田学区柴田委員長です。

 桜学区から学区の避難行動計画に基づき町内の検証避難訓練を指揮した小林自主防災会長が功績者、消防団が行う防災訓練に積極的に協力した本多女性会長が消防団協力者として感謝状を贈呈されました。



H3001消防表彰式 (5)

 優良防火管理事業所、優良防火管理者、優良危険物保安事業所、優良危険物取扱者、優良消防団、優良団員の代表者に表彰状が授与されました。



H3001消防表彰式消防団

 優良消防団として道徳、笠寺、千鳥消防団が、優良団員として桜消防団から渡辺団員が他の消防団員と共に表彰を受けました。



H3001消防表彰式 (6)

 南消防署田村署長は昨年の自然災害特に九州北部豪雨へ応援出動したこと、問題のある店の火災を教訓に立ち入り検査を実施した等、消防署の活動について述べられました。

 市内の火災件数はピーク時の1/3程度に減少しましたが、特に放火火災については地域と消防署が結束したことが減少の大きな要因と考えられ、地域の力を再確認しました。

 救急出動に関しては毎年最高を更新している状態で、高齢化などが要因と考えられますが、有効に利用をお願いしたい。



H3001消防表彰式 (7)

 南区役所浅井区長は受賞者へ祝辞を述べた後に九州北部豪雨で災害に強いまちづくりの大切さを痛感した。

 区民の安心安全の為、消防署と連携を図っていく。南区は伊勢湾台風を経験し防災意識が高いが、南海トラフ巨大地震への対策など一層の尽力をお願いしたいと挨拶されました。



H3001消防表彰式伊藤議員

 公職者を代表して伊藤県会議員は、出初式では皆さんの凛々しい姿を拝見し感動しました。また消防団活動では地域の行事支援から火災への出動と、地域の為に献身的に活動する姿には頭が下がります。

 地域の皆さんの命と財産を守る為、安心安全に加え災害に強いまちづくりについても、皆さんをしっかり支えて行きたいと述べられました



H3001消防表彰式 (9)

 表彰式後に田村南消防署長と各表彰者及び学区消防団長が記念撮影を行いました。(写真は各消防団長との記念撮影)

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