福祉授業/桜小学校

 11月29日(木)午前9時40分から桜小学校視聴覚室において、南区社会福祉協議会が小学校5年生を対象に“発達障害について”福祉授業を行いました。

 丁度、南区社会福祉協議会が中心となり第4次南区地域福祉活動計画を進めており、活動グループ(Bグループ「絆プロジェクト南」)の方針の一つに“子供主体の地域の福祉教育”があります。

 公募委員として第4次南区地域福祉活動計画のBグループに参加し活動する桜学区森川会長が参考にしたいと、桜小学校で実施される福祉教育の実際を見学しましたので紹介します。


 それでは会場へご案内・・・



H3011福祉授業 (1)

 担任の先生は出席した5年生全員44名(1・2組)に対して、発達障害とはどの様なものかを理解するためにまず講師のお話を聴いて、その後に障害の疑似体験をしてどうしたら相手に意思が伝わりお友達になれるか考えて下さいと授業の進め方を説明しました。



H3011福祉授業 (2)

 桜学区森川会長は子供達へ、今日の授業から障害のある児(人)へ意思を伝える方法を学び、相手の不自由さを理解し優しく付き合う方法を考え実践して下さいと挨拶されました。



H3011福祉授業 (3)

 今日の講師は自らも障害を持つ子の親で、障害者の社会参加を働きかけ活発に活動している“南区手をつなぐ育成会会長の濱田さん」です。

 濱田講師は「絵本:十人十色なカエルの子」から障害って知っている?皆さんはどんなことを勉強してきたの?と問いかけ、人は多様で色々な人がいて障害者と健常者の境はあいまいであることを伝えました。



H3011福祉授業 (4)

 発達障害についてのお話が済むと1組と2組の教室へ戻り疑似体験授業を行いました。

 1)言葉で伝える難しさ。
 白紙に“リンゴ”を書いて下さい。濱田さんの問題です。皆、スイスイとリンゴの絵を描き始めました。上手くかけていますので誰が見てもリンゴと解りました。
 次に“ボール”を書いて下さい。皆少し困りました。ボール・・・野球・サッカー・テニス・ラグビー、どのボールを描けばいいんだろう?
 最後は“ちょっと”ええっ、ちょっとって何をどう描けば良いのだろう?みんなの描いたものを見たら、紙の隅に点・小さなお菓子・・・ああ、何を書けばよいのか<(`^´)>、
 かなり具体的に伝えないと相手に伝わらない。言葉のみで伝えることの難しさを学びました。

 2)ペットボトルの飲み口を使って狭い視野を体験。
 上半分に切断したペットボトルをのぞきましたが飲み口から見える景色は狭く、教室にいる先生が面白いお面を付けてもみんな気が付きません。
 障がい者は周りが見えにくく気が付ないことが多い体験をしました。

 3)この風景を見て何が印象に残ったの?
 1枚の写真には広い道路が写っており、横断歩道橋や通行中の車やお店が写っています。写真を見て気になるものを聞きました。
 横断歩道橋・通行中の赤い自動車・赤信号・コンビニの看板・歩道花壇の花・・・色々な答えが返って来ました。人により興味のあるものが違うことを体験しました。



H3011福祉授業a

 4)簡単にできそうなことが出来ない。
 先生と手を挙げた児童で軍手3枚を重ねて付け、給食エプロンを着てボタンを掛けました。なかなかすぐにできません。焦っていると「早くして!」と「ゆっくりでいいよ」の声掛けがありました。
 「早くして!」では増々焦りイラッとしました。伝える言葉にも気配りが必要です。



H3011福祉授業 (8)

 5)最後は紙に描いてある図形を言葉だけで伝える。
2人が向き合い相手に見えない様に描かれた図形を説明しました。易しく伝えているつもりでも相手になかなか理解されず全然違った図になりました。言葉だけで伝える難しさや大変さを学びました。


 皆さんの周りには発達障害を始め色々な障害を持った子がいるかもしれませんが、今日の授業で疑似体験を通じて伝える大変さを学んだので、人は十人十色でみんな違うということを理解し偏見を持たずに良い所を見つけてお友達になって下さい。

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