津波避難訓練/宿泊型防災訓練(前編)

 2月9日(日)今日は昨日の大雪とは打って変わり、さわやかな晴天(胸をなで下ろしています)となりました。午前9時より桜学区は、津波避難訓練/宿泊型防災訓練を行いました。

 訓練は南区役所、南警察署、南消防署、上下水道局南営業所、南環境事務所、南保健所の行政各所とNPOレスキューストックヤード、愛知防災リーダー会及び桜学区連絡協議会の区政協力委員、消防団、民生委員、女性会、子ども会、体育委員、PTA、防犯委員、保護司会、母親交通教室の各団体が参加しました。

 また訓練には要援護者となる知的障がい児(を持つ親の会である名古屋手をつなぐ育成会南支部の皆さん)も参加して避難の体験をして頂きました。

 これは南区役所が提唱する「災害に強いまちづくり事業」 ~『助けられる人』から『助ける人』へ~ のキャッチフレーズのもと、要援護者の避難支援を行うことや、次代を担う若い世代に防災・避難のスキルを伝承することを目的としました。

 今回の避難訓練の前提は、勝手ですが名古屋港への到達時間100分余り、到達津波高3.6m。(訓練計画策定時は5m)
 桜学区の天白川流域の海抜最低は4m弱(多分天白川の水面も・・・)のため津波被害の想定はされていませんが、天白川を遡上する津波が懸念されるとしました。
 津波遡上高を津波高の2~4倍、液状化が懸念される天白川流域の堤防は現在高さ11mですが、75%減とした場合は、3m・・・、しかも河川の遡上には障害物が無く津波の高速道路と考えると・・・

 今日は午前中に行った津波避難訓練を紹介します。これは一人で避難できない要援護者(御高齢者、障がい者、幼少者等)を近隣の人達が支援しながら、桜学区特有の西側高台への坂道を車いすなどで上り避難誘導する訓練です。
 それでは避難訓練の現場へご案内しますが、寒いので防寒対策をお願いします・・・



津波避難訓練 (6)

 午前9時になり、避難所となる桜小学校へ集合した避難訓練をサポートする学区連絡協議会のメンバーに対し、区役所防災担当と学区委員長が、多くの機関・人が交錯して活動するため、本日のタイムスケジュールや役割分担の最終確認を行いました。



津波避難訓練 (1)

 鶴田1南町内の自主防災会長と支援者は、地震発生後にあらかじめ要援護者名簿に登録されている援護者宅へ向かい、必要な用具(写真では肢体障がいのため車椅子)に要援護者を載せ避難所へ向かいました。

 写真に写りませんが鶴田2北と鶴田2南の町内は、近くにあり一次避難所となっている市営鶴田荘集会場へ要援護者・支援者が集まった後に避難所へ向かいました。



津波避難訓練 (2)

 鶴田1南町内の支援者は、要援護者を車椅子へ移動させた後に直ちに避難所へ向かいました。
 今回は4町内全てに肢体障がい者と視覚障がい者が住んでいる想定で訓練を行っています。



津波避難訓練

 支援者のアイディアにより、上り坂では車椅子を押すばかりでなく、ロープを車椅子に付け引張ることを試行しました。安定した走行となり支援者と援護者双方から好評で今後の方法の一つとして評価・検討します。まだ昨日の雪が残っており寒そう・・・



津波避難訓練 (3)

 視覚障がい者への誘導状況です。本当の障害者がインフルの為参加出来なくなり、急遽健常者へ代理をお願いしたのですが、誘導される30分余りの間非常に不安であったとの感想があり、声掛け誘導など誘導法の検討をすることになりました。



津波避難訓練 (7)

 鶴田1北町内の避難訓練です。この町内は地区に住む要援護者を近隣の支援者が誘導し、最短距離となる最も急こう配の坂道となるルートを選択しました。(各町の避難ルートについては昨日の学区ブログを参照)

 要援護者を車椅子に載せ避難所へ向かいます。



津波避難訓練 (9)

 こちらは視覚障がい者の誘導訓練です。この町内には視覚障がい者がいませんが、訓練として誘導法を習得したいとの思いで、健常者を代理として実施しました。事前の学習通り良い位置で誘導を行っています。



津波避難訓練 (10)

 上り坂の頂上付近を避難所へ向かいます。このルートは最も早く高台へ移動できましたが、その分上り勾配が急となり車いすを押すことに苦労しました。



津波避難訓練 (11)

 途中から一部が同じ避難路となる鶴田1北、鶴田2北、鶴田2南の3町内が合流しました。ここは地震により受傷し要援護者(車椅子を持たない)となった人のために、リヤカーを使用して要援護者の搬送を行っています。その他知的障害のある子供も一緒に載せ興味を持たせて避難させる試みも行いました。

 全4町内は30分~45分位で避難所へ到着しました。巨大地震の揺れにより身動きできない時間や、支援者自身や家族の安否確認に要する時間(10分程度)を入れても、現在の方法で目標としていた60分以内の避難は出来ていましたが、訓練結果の精査を行って問題点の抽出と検証・改善を行っていきます。



避難訓練2

 避難者(町内)が避難所に到着すると・・・、これ、炊き出しによる昼食の提供です。炊き出しは、学区の女性会の精鋭(・・・現在もです)10名が無洗米20kgをハイゼックス(高密度ポリエチレン包装食袋)に1合(140g)づつ入れ大型の釜でゆでていきます。避難者に温かいご飯を食べてもらう事が出来ました。



 本訓練は、巨大地震による津波からの避難を想定しましたが、地盤の液状化・建物の損壊・火災等の大規模災害が想定されますので、それぞれに対応した訓練や耐震補強の説明・実施が今後必要になります。

(明日へ続く・・・)

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