津波避難訓練/宿泊型防災訓練(後編)

 2月9日(日)午後1時より桜学区は午前中の津波避難訓練に続き宿泊型防災訓練を行いました。それでは後編をどうぞ。

 それではヤング世代が沢山参加して、活気あふれる会場へご案内、靴は靴袋に入れスリッパを履いてどうぞ・・・



避難訓練0

 避難所となる桜小学校体育館へ移動し、午前中に行った津波避難訓練について西村区長の講評がありました。区長は寒い中避難訓練に参加された方へのお礼と共に、南区の防災活動の今後についてお話しされました。



避難訓練1

 津波避難訓練のまとめはこの人、RSY理事の浦野さん(写真左端の女性)です。彼女は軽妙なスピーチと配慮で避難者をうまく乗せて訓練の感想を聴き出していました。

 いよいよ午後からの宿泊型防災訓練です。学区初!(南区でも初!!)となる宿泊体験(冬季のため1時間程度の疑似体験)を行う防災訓練です。
これは若い世代(小中学生の親子)に避難所での宿泊を体験して頂き、万が一の災害に備えると共に、次世代(子供達)へこの体験を伝承することを目的に実施します。



避難訓練3

 これが今回のパンフレットです。区役所職員と学区連絡協議会が協議を重ね作成したもので、区役所若手職員の提案により多彩な防災訓練を楽しみながら回ることが出来るスタンプラリーとなっています。



避難訓練4

 上下水道局の職員による「地下式給水栓」の操作訓練です。意外に皆さん場所をご存知ない方が多く職員の説明と、ふたを開けホースをつないで水を出し、残留塩素の検査までのコースを珍しそうに体験していました。この地下式給水栓は市内全小学校に設備されています。



避難訓練5

 「担架作成・搬送訓練」は桜消防団が指導します。今年の初めに採ってきた孟宗竹2本を支えとして毛布を巻いて作ります。若いお母さん方が真剣に作り方を学んでいますが、乗ることになる子供は心配そうに見ています。・・・大丈夫だよ。



避難訓練6

 「AED講習」は桜消防団が指導します。昨年までの高齢者を対象とした講習と異なり(失礼!)、若いお父さん・お母さんは子供のためか、皆さん理解が早くこれまた真剣に指導を受けています。



避難訓練7

 ここだけは・・・、「高齢者のアイドル」南保健所の新美保健師さん、いつも桜学区民生委員が行っている高齢者の「元気教室」に健康相談に訪れて頂いているせいもあり、何故か今日の会場では数少ないはずのご高齢者が全員集まってファンクラブ状態。みなさんこの人の笑顔に引き込まれています。



避難訓練8

 「ロープワーク講習」は、あいち防災リーダー会」の皆さんによるりロープを使ったサバイバル用具の作製で多くの人が訪れていました。皆さん手に取って体験を楽しんでいます。



避難訓練8a

 こちらも「あいち防災リーダー会」の皆さんによる身近なもので出来る防災グッズ講習で資源回収袋を使って簡単にできる防寒(防風)ヤッケです。風が強く寒い日に非常に有効な防寒グッズとなります。



避難訓練8b

 「お金を使わずに出来る家具固定」の講習です。阪神淡路大震災の時は倒れた家具の下敷きになったり、逃げ道が塞がれて多くの人が犠牲になっています。ぜひ試してみてください。



避難訓練9

 「水防訓練」南警察署の講習です。えっ、警察も消防署と一緒に天白川の水防を行うの!
NO!一般家庭の玄関などから浸入する雨水をブルーシートや入手容易なビニール袋などで一時的に水の浸入を防ごうというものです。若いお母さん方が聴講しているためか、若いおまわりさんも張り切っています。



避難訓練10

 「初期消火訓練」桜消防団が指導して消火器の扱い方と初期消火の訓練です。消火器の操作要領や消火の要領について消防団員が丁寧に説明しました。



避難訓練11

 最後は南環境事務所職員の指導による「仮設トイレの設置」訓練・・・

 ここでクイズです!避難所を運営するに当たり最も重要な問題は?

 水と食料!・・・水等はもちろん大切ですが、ブー。NGです。
ヒント、その日から絶対に必要になる、しかも大人数分!その上コンビニでは売っていない、歩いてこない。

 特に女性にとってはまさに死活問題、そこら辺で済ますわけには・・・やめときます。だから真剣に作り方を学んで下さい。もうお解りでしょう「トイレ」



避難訓練12

 いよいよ本日のメーンイベント!南区初となる宿泊体験です。避難者の皆さんは学区公民会長・団体長や区役所職員から毛布1枚/一人の支給を受けました。今日はエアマットも試しました、利用者からは非常に好評を得ましたが、何せ数が無い・・・



避難訓練13

 家族で1つにまとまり毛布に包まって座り込んだり横になります。床から寒さがモロに伝わってきました。災害時の避難所は冷暖房も炬燵もありません。今日の皆さんはごく短い時間ではありますが、3・11大災害時の東北を疑似体験したのでは。
 万一の災害が冬場の場合は、避難時かなりの防寒対策が必要であることがお分かり頂けたと思います。今日この貴重な体験をされた方は周りの人にも伝えてあげて下さい。



藤沢顧問

 夜が明けて明るくなりました。(照明を点灯しました)

 この後に、宿泊型防災訓練についての講評を西村南区長から頂きました。藤沢学区顧問と森川学区委員長からお礼の挨拶があり本訓練はこれで終了しました。・・・ミオー君バイバイ。


 本日の訓練は、午前中に巨大地震による津波からの避難、午後からは建物内家具の倒壊・消火や応急手当等、災害や避難先で身を守るサバイバル術について訓練を行いましたが、建物の耐震性の向上等まだまだ課題はたくさん残ります。

 本訓練が目指すところは、避難訓練(の要援護者名簿)を起爆剤に民生委員さんに頼っている独居高齢者(≒要援護者)の安否確認等を近隣の人も見守り、民生委員さんと協働で見守るシステム、つまり「絆」を築くこと。
 このことが万一の大災害時に迅速に要援護者を避難させることに繋がります。
 
 また建物の耐震性の向上策等と合わせ総合的に地域の防災力を向上(=「災害に強いまちづくり」)させることです。

 今後も訓練を積み重ね、一歩一歩地域に住む人のより高い安心・安全を目指して活動していきます。

 参加者の皆さん本日は、訓練へのご理解と御協力有り難うございました。また区役所始め行政各所におかれましたもご支援ありがとうございました。

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